「福(ふく)がつくので29日に」「苦持ちの9だから9のつかない日に」
などと言われているようです。 私の実家の餅つきは28日か30日ですが、三重に来て、Hさんの農園では29日にやりました。ま、私としては楽しくやれてみんなでおいしく食べられるなら、いつでもOK!だと思います。 写真は豆餅で、つきたてお餅に黒豆を炊いたのを混ぜました。お餅の上に豆をざらざら落として、ぱたりぱたりと織り込んで混ぜていきます。この日は、芋餅も作りました。白もちのアレンジもいいけれど、具を混ぜたのも特別な感がいいですね。 この日は確か、合計で10臼くらいついたのだと思います。私たちはお昼までしかいませんでしたが、つき手が少なかったので、Rは大活躍し、私もかえし手ではまあまあ活躍しました。 私は薪割りも餅つきも好きなので、張り切ってしまい、筋肉痛になりました。原因は餅を打つ動作ですが、本当は何が大変かって、餅になる前の餅米をこねるのが大変です。熱々にふかした餅米が冷める前に十分練って、ある程度餅にしてしまうのです。それから、餅の中に水分をなるべく入れないようにかえし、ついて仕上げるのが、おいしいお餅を作るこつ、だそうです。 「ちょっと、、やめて、、そっとしておいて、、」
とでも言う様です。トノサマガエルかと思ったら、トノサマガエルに非常によく似たダルマガエルと言う種もいるそうです。お腹の模様で見分けるそうで、どちらかわかりません。 彼らは、ジャガイモ畑から掘り出されて、使ってない畝のはじっこに、竹の棒で印をして穴の中に安置されました。 今度ひっくり返して見てみることにします。 ちなみに、野外のトノサマガエル、ダルマガエルの推定されている寿命は2,3年だそうです。どうやって推定するのでしょうか。最近一般的に使われる手法では、カエルの指先を切断して、骨の断面を顕微鏡で観察し、年輪の数を調べるのだそうです。樹木と同じように、毎年冬にその年の記録が骨に刻まれ、年輪が形成されるのです。 そこまではしませんが、結構大きいカエルを見ると、何歳か気になります。 日本の土壌は火山灰土が多く、また多雨気候のため、酸性土壌が多くなります。ほうれん草は酸性土壌が苦手ですので、一般的に種まきの畑を準備するために石灰を撒いて土壌のphを調整します。 私たちの畑では、近所のおじさんに草木灰をもらったので、草木灰を撒きました。 草木灰は草や木を燃やしてできる灰のことで、カリウムや石灰分を多く含みます。水溶性のカリウムが多いので、速効性がありますが、撒きすぎには注意が必要です。 種まきの時に草木灰を撒かなかった別の畑では、ほうれん草は発芽したものの、小さく黄色い葉っぱになり、縮んでしまいました。 葉っぱの成長が止まってしまってから、草木灰を撒いたのですが、効果は見られませんでした。がっかりしちゃう光景なので写真はありません。 一方、草木灰を撒いたこの畑では、すくすくすくすく成長中です。見てください、この瑞瑞しい緑色! 種まきの時には草木灰を撒こう! (但し撒きすぎには注意) ということで、ひとつ学んだ私たち。来年は、この時期に出荷できるほうれん草がたくさんあるはずです。 草木灰の効果
春植え付けの作物に使う堆肥を仕込みました。私たちの畑に使う肥料はこれだけなので、堆肥作りには力をいれています。
落ち葉、米ぬか、籾殻、鶏ふんなど、お馴染みの材料の他、壁土という、昔の家の取り壊しで出てくる材料を使います。 仕込み期間は三ヶ月から四ヶ月。途中で切り返しを行いながら熟成させると、全く臭わない堆肥になります。臭わないというのは、無臭というわけではないのです。嫌な臭いがしないと言うことで、森の土壌の一番上のリター層(植物や動物の死骸が、微生物に分解されて細かくなったものがたまっている層)のような臭いがします。 出荷の野菜12/23
鹿に食べられて白菜は無くなったけれど、色々箱に入れたら何種類にもなりました。 大根 にんじん ごぼう コカブ ジャガイモ 玉ねぎ ニンニク ネギ 小松菜 春菊 水菜 ルッコラ サニーレタス おぉー、計13種類にもなりました! 明日の出荷のために、白菜と菜花を収穫、、、しに来ましたが、鹿害で一個も採れず。どこから鹿が入って来たか不明なまま、見回りをして、怪しい穴を塞いで帰りました。
こんなに悔しい日が、これからの人生、何回あるのかなぁ、、、なんてガッカリしていてはいけない。いけないのだ ! 迎え撃つなら、罠猟だ、と思うんだけど。いや、罠猟だ ! 新米狩猟ガールの友達がいるの、私。どうやってなるか聞いてみよう。 11/15
今日からブログを始めます。 農園での一コマを写真と一緒にご紹介したいと思います。 秋ジャガの収穫をしました。この芋の品種は出島(デジマ)。北海道で交配されましたが長崎で育成されてこの名前が付いたようです。暖地で多く栽培され、春と秋の二回、栽培することができます。肉質はほくほくとねっとりの中間くらいで、色々な料理に利用されます。 芋ほりは、Rが掘って私が集めていきます。畝から落ちるとコロコロ転がって行くほど丸くて、ちょうどいいサイズの芋がよく出来ました。同じ畝でも水分の多い場所では芋が割れてしまいます。ほとんど美形なのに、オシイ。ご愛嬌ということにさせていただきたい。。 途中、冬眠中のカエル二匹を無傷で堀上げました。「ううう、眩シイ。。」とでも言うように目をおおう恰好で固まったカエルに思わず笑ってしまいました。日本のカエルは気温が10度以下になると落ち葉の下や池の泥の中など、安全な場所で冬眠します。例え一度や二度凍っても、氷が溶けて春になれば生き返るのだそうです。ちょっと凍らせて試してみたいですね。 |
ブログの作者彩園百種の花担当のSです。写真は私が撮るので登場人物はRばっかりになるかも。農園の様子を皆さんに伝えられるように頑張ります。 アーカイブ
3月 2015
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